FD3S TWSユニット修理(故障解析編)

 一年ほど前からFD3S(1型)のパワーウインドウが間欠動作となり、あわせてシートベルト警告灯が常時点滅状態という故障が発生していた。
 「まあ、走るのに不具合がないからいいか」とほったらかしにしていたがええ加減うっとうしくなってきたのと、窓を開けるときかっこ悪いので修理することにする。ネットで検索するとどうやらTWSユニットNo.2と言うパーツが故障すると同様の症状が現れるようだ。交換すりゃ治るらしいのだが最近懐具合が寂しいのでTWSユニット自体を修理することにする。

TWSユニットNo.2はマイコン仕掛け

 TWSユニットの心臓はNECのuPD7554と言う石が使われていた、早速NECのwebページで検索しの仕様書を入手する。マイコン仕掛けの基板をチェックする場合、私はまずはじめにクロック回路とリセット回路をチェックすることにしている。
 TWSユニットを実験用安定化電源に接続してオシロでクロック(Pin9)を観測、問題はなさそうだ。続いてReset(Pin11)を観測、テスターを当てるとなんか変、テスターをレコーダーに切り替えて観測…なんか波形がでとるな。

 リレーをドライブするTRのベースを確認すると同じ周期で波形がでる、リセット回路が故障してマイコンが頻繁(ほぼ1秒周期)にリセットしていることが原因のようだ。
 で、リセット回路を解析する必要があるのだがここから先は回路図を起こした方が楽そうなので続きは明日、今日はなんかもう眠いし。