[日記][自戒]いかん、ミスった。しかも2連発

#今回は他者の参考になるようなことは無い上に非常にうざったい内容なので適当に読み飛ばして下さい。#

 年度末からずっと忙しい。忙しいからミスをする、ミスをリカバリーするためにさらに忙しくなる。
 GWは休みたくなかった、本当は。海外の客にとって当然日本のカレンダーは関係ない、彼らに合わせている以上長期休暇は邪魔だ。休暇は仕事が終わった後まとめて取るべきだった。

 だが、言い出せなかった。景気のせいだかなんだか知らんが休出・残業が制限されている。4/29の祝日に出勤するだけでえらい手間だった、たまたま出張でしかも出張先の工場が稼動していたから許可されたようなもんだ。それで自社の社屋で休日出勤させてくれと上司には言い出せなかった。

 GW中に書き物仕事だけは終わらそうかと一応PCを持ち帰ったが結局何もしなかった。去年の暮れから経費節減で一般社員はリモートアクセス用のトークンを取り上げられていた、結果ファイルサーバーもメールサーバーも社外からではアクセスできない。そんな状態で仕事をやる気にはならなかった。もちろんタダ働きなんぞ御免だという意識もあった。

 出勤させてくれと言うべきだったと今は思う。
 それがまっとうな手段だし、出勤が無理ならスケジュールを再考してくれと言うべきだった。

 一つ目のミスは寝坊した、それも出張日当日に。
 前日の記憶はは目覚ましをセットしたところで途切れている、次に気が付いたときにはすでに目覚ましは鳴り止んでいた。時間を考慮すれば鳴り止んでから3時間程度は経過していたと思われる。
 たまたま複数日にわたる国内出張で初日午前はたいした予定が無かったからよかった。海外出張だとえらいことになっていたはずだ。

 二つ目のミスは出張先で明らかになった。
 事前の準備に抜けがあったのだ。ミスの詳細ここには書けないが、それを「自分がやるべき仕事」だとは何故だか思っていなかった。冷静に考えれば「自分がやるべき仕事」だったのは明確な件のはずなのにToDoリストにメモすらされてなかった。
 そのためスケジュールが2日程遅れそのリカバリーで再度消耗することとなった、同僚や他人を巻き込んで。

 結局どちらも時間の無さが原因だった、自分の限界を越えていたのだ。一つ目のミスは体力の限界を超えていたために起こった。二つ目は時間に対する仕事量が能力の限界を超えていた。

 真に恐ろしいのは二つ目のミスだ。少なくとも体力的な部分について限界が近い事は意識していた、しかし二つ目のミスは意識することなく起こった。おそらく優先度の低い作業として意識の外に押しやられていたのだろう、それは情報過多によるパニックを防ぐための人間の防衛能力なのかも知れない。

 今回の仕事は"余裕時間0だけど理想的に事が進めば稼働日だけで完了できる"と言うスケジュールになっていた。それを見て俺は「ああ、こりゃGWは無いと思って良いね、代休とるからよろしく」と言っていた筈なのだ。設計・開発商売で理想的に事が進む事前提で描かれたスケジュールに何の意味も無い事を知らない奴はいない。
 俺の真のミスは「GWをつぶして出勤」と言うカードを用意していたにも関わらず周りの状況に押されてそれを切らなかった事、そしてそのカードが使えないならスケジュール見直しと言う「影響はでかいが現実的な解」の提示をしなかった事。

 要は決断力の問題なのだろうとありきたりな纏めで茶を濁して終わる事にする。