目が覚めるとまず時計を見る、今日の俺はずいぶんと早起きだ。世間一般の人々はもう既に出勤している時間だろうが俺の一日は世間から1時間ほどずれている。「今日は飯食ってから出勤しても間に合うな」と考えながら体を伸ばす。顔を洗おうと洗面台に向かう途中で「かこーん、かこーん」と軽やかな音が響いている事に気がついた。
寝ぼけた頭で音を在処を探すと音の主は部屋の片隅に置かれたサーバーマシン、私がその音の意味を理解する間に壁の時計の秒針がきっちり一周する。
そして私はつぶやく「最悪だ･･･」と。
と、言うわけでHDDがぶっ飛びました。まあ、幸いにも壊れたHDDはデータをDVDにバックアップする時にファイル圧縮する為にしか使っていなかったためにデータの被害はゼロ。電源切って故障したHDDを物理的に切り離した後、fstabから消去するだけで直りました。
しかし、あの音は何度聞いても心臓に悪い。
